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6ミリ

オーディオ記録用のオープンリールタイプの磁気テープのことを指します。かつて映像業界では、ムービー用フィルムのことを「8ミリ」「16ミリ」「35ミリ」などと、フィルムの幅で呼んだため、音声用の記録媒体の主流であった「オープンリールテープ」の幅が6mmだったことから、録音用テープのことを「6ミリ」と表現する人がいました。

音声データを、βカムテープなどの映像記録媒体に入れてやりとりすることもできましたが、あえて音声だけやりとりする場合、この6ミリ=オープンリールテープが利用されました。


アナログレコード同様に、現代のオーディオマニアにこの時代のオープンリールテープレコーダー(もちろんアナログ)の音質を愛好する人たちがいて、アメリカとフランスに、今もオープンリールテープを製造販売している会社があるそうです。

オープンリールテープの6mm幅は、2トラック(ステレオ)利用の場合一方通行でおしまい。4トラック利用の場合、往復(巻き切ると裏返して掛ける)使用できました。

最高峰のテープレコーダーが採用していた「38cm/秒、2トラック」(略すと「サンパチツートラ」)で録音すると、その再生音はまさに「原音そのまま!」と思ったものです。ただし、標準的な7号リールのテープだと15分程度で終わってしまうのが難点でした。

Tomizo JIinno

執筆者・神野富三
株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

​大学時代のラジオ番組の構成演出に始まり、映像ディレクター・プロデューサーとして、40年以上の業界経験を基に映像業界に関する知見を発信しています。

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6ミリを解説するイメージ(監修・神野富三)

​関連用語など

音声記録媒体の歴史


1870年代後半: 蓄音機(蝋管)


1890年代後半: SP盤


1930年代後半: オープンリール磁気テープ(本格的な実用化)


1948年: LP盤(長時間レコード)


1963年: コンパクトカセットテープ


1969年: マイクロカセットテープ


1970年代後半: PCM録音技術の登場


1982年: CD(コンパクトディスク)


1987年: DAT(デジタルオーディオテープ)


1992年: MD(ミニディスク)


1990年代初頭: CD-R/RW(記録型CD)


1990年代後半: MP3プレーヤー、フラッシュメモリ


2000年代初頭: ICレコーダー(内蔵フラッシュメモリ、SDカードなど)


2000年代後半: スマートフォン、クラウドストレージ、音楽ストリーミングサービス

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