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動画・映像制作用語辞典 | 名古屋映像制作研究室

とり

映像制作界隈において「とり」には、「撮影する」「録音する」、あるいは「最後に出演する人」という意味があります。

落語の興行では最後に登場する真打が、その日の出演者のギャラをまとめて受け取るので、他の興行事でも最後に出演する人を「トリ」と呼ぶようになったという話は有名です。


映像制作においての「トリ」は「撮り」と書きます。スケジュールの作成や確認をする時に「撮りはいつ?」という使い方をします。

現在のラジオ番組の制作現場ではどうか知りませんが、私がラジオに関わっていた頃は「録音」を「録り」と言い、録音することそのものや、そのスケジュールを指しました。

<h1 class="font_0">とり</h1>

​【関連用語】

1. 前座


本番の前に出演し、観客を緩ませる役割の出演者です。若手や経験の浅い人が担います。



2. 一番手


その日の最初の出演者のことです。勢いをつけたり、場を温めたりする役割です。



3. 中トリ


中入り(休憩)の前に登場し、場を盛り上げる重要な役割の出演者です。ある程度の実力や人気のある人が なります。



4.幕間


幕と幕の間の休憩時間のことです。



5. 一発録り(撮り)


音楽録音においては、全楽器や歌い手が同時に演奏、歌唱することです。個別に演奏、歌唱してミックスする録音法の対義語です。ただし、何度も繰り返しても「一発録り」と言うそうです。これに対して、撮影の「一発撮り」は、文字通り1チャンスで「OK!」を狙う撮影法です。危険で大掛かりなアクションシーンや、ひとつしか無い物を壊すシーンの撮影などで行います。

 

 

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