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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。
タッチポイント
顧客が企業やブランドと「接触」するすべての瞬間・場面・媒体を指します。この接触は物理的なものだけでなく、視覚的、聴覚的、感情的な接触も含みます。顧客の心の中にブランドイメージを形成する重要な瞬間です。毎回の接触が、顧客の企業に対する印象、信頼度、愛着度に影響を与えます。
タッチポイントの機会
1. 購入前タッチポイント
広告:テレビCM、雑誌広告、屋外広告、インターネット広告
PR・メディア:ニュース記事、レビューサイト、ブログ
検索:Google検索結果、SEO記事
SNS:Facebook、Instagram、Twitter、TikTok
口コミ:友人・知人からの紹介、オンラインレビュー
展示会・イベント:業界展示会、体験イベント
2. 購入時タッチポイント
店舗:実店舗の内装、陳列、店員の接客
ECサイト:ウェブサイトのデザイン、使いやすさ
決済システム:支払い方法、手続きの簡便さ
パッケージ:商品の包装、デザイン
配送:配送業者、梱包状態、配送速度
3. 購入後タッチポイント
商品体験:実際の使用感、品質
アフターサービス:カスタマーサポート、メンテナンス
コミュニケーション:メルマガ、DMハガキ、アプリ通知
コミュニティ:ユーザー会、オンラインフォーラム
リピート購入:再購入時の体験
タッチポイントの性質
時間軸での変化
タッチポイントは固定的なものではありません。技術の進歩、消費者行動の変化、競合の動向により、常に変化し続けます。10年前にはなかったInstagramやTikTokが、今や重要なタッチポイントになっているように。
相互関連性
各タッチポイントは独立して存在するのではなく、相互に影響し合います。テレビCMを見た人がウェブサイトを訪問し、店舗で実物を確認してからオンラインで購入する、といった連鎖的な体験が一般的です。
感情的影響力
タッチポイントは単に情報を伝達するだけでなく、感情的な体験を提供します。美しい店舗デザインは高級感を演出し、親切な接客は安心感を与え、迅速な配送は信頼感を築きます。

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー
シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。
映像制作会社としての視点
ビジネス映像のタッチポイント
場所
Webサイト、SNS、展示会、店頭、社内説明会、営業商談 など視聴環境
音が出せる/出せない
立ち止まって観る/歩きながら視界に入る
画面サイズ(スマホ/PC/大型モニター)視聴者の態度
目的を持って観に来ている
たまたま目に入った
説明を受けながら観ている
流し見している接触の目的
知るため
比較・検討するため
理解を深めるため
背中を押されるため
など
