動画・映像制作用語
【キャプチャー】
capture
「キャプチャー」とは、コンピューターやスマートフォンなどの画面に表示されている画像や動画をデータとして保存する操作のことです。
映像制作の工程で、クライアントと制作会社のコミュニケーションにおいて、動画の1カットや特定の画像を指定する時に便利な技術です。
1. 画面キャプチャー(スクリーンショット)
コンピューターやスマートフォンの画面に表示されている静止画を画像データとして保存すること。
画面全体を保存する場合もあれば、特定の領域だけを切り取って保存する場合もあります。
操作手順やウェブサイトの画面などを記録する際に便利です。
2. ビデオキャプチャー
テレビやビデオカメラなどの映像をコンピューターに取り込み、動画データとして保存すること。
ゲーム実況動画の作成や、古いビデオテープのデジタル化などに利用されます。
3. データキャプチャー
広義には、コンピューターが外部からデータを取り込むこと全般を指します。
例えば、センサーが収集したデータをコンピューターに取り込むことなどもデータキャプチャーに含まれます。
キャプチャーの主な用途
画面に表示されている情報を画像として保存し、共有する
ソフトウェアの操作手順やエラー画面などを記録する
ゲームのプレイ動画を作成する
古い映像をデジタル化して保存する
ウェブサイトのデザインやレイアウトを記録する
キャプチャーの方法
OSに搭載されている標準機能を使用する
専用のキャプチャーソフトを使用する
スマートフォンの場合は、画面キャプチャー機能を使用する
【関連用語】
1. スクリーンショット(画面キャプチャ)
コンピューターやスマートフォンの画面に表示されている静止画を画像データとして保存すること。
2. ビデオキャプチャー
テレビやビデオカメラなどの映像をコンピューターに取り込み、動画データとして保存すること。
3. キャプチャーボード
ビデオキャプチャを行うためのハードウェア。ゲーム機の映像をPCに取り込む場合などに使われます。
4. モーションキャプチャー
人や物体の動きをデジタルデータとして記録すること。3DCGアニメーションやゲーム制作などに利用されます。
5. パケットキャプチャー
ネットワーク上を流れるデータ(パケット)を収集・記録すること。ネットワークのトラブルシューティングやセキュリティ分析などに利用されます。