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動画・映像制作用語辞典 | 名古屋映像制作研究室

バラす

映像制作業界で「バラす」とは、スケジュールのキャンセル・解除。あるいは機材の解体・撤収のことです。

1. スケジュールのキャンセル・解除


これは「キープ」の対義語として使われます。


意味

以前に仮押さえ(キープ)していた撮影場所、機材、スタッフ、出演者などのスケジュールをキャンセルしたり、予約を解除したりすることを指します。


ニュアンス

契約に至らなかった場合や、計画変更によって不要になった場合に、関係者にキャンセルの連絡を入れる行為を指します。


「急遽企画が変更になったので、来週のスタジオのキープをバラしてください。」

「あの役者さんのスケジュール、キープしてたけど結局使わなくなったからバラシで頼みます。」




2. 機材の解体・撤収


撮影現場やイベント会場で使われた機材を片付けることを指します。


意味

撮影が終了した後、照明機材、カメラ機材、セットなどを分解・撤収して元の状態に戻すこと。


ニュアンス

設営したものを片付ける、解体、撤収するという意味合いです。


「今日の撮影はこれで終わりだから、早く機材をバラして移動しよう。」

「今夜はイベント終了後、ステージのバラシが待っている。」

<h1 class="font_0">バラす</h1>

​【関連用語】

1. ばれる


撮影中に、本来映り込んではいけないものがフレーム内に入ってしまうことを指します。例えば、マイクの先端や照明器具、スタッフの姿などが意図せず画面に映ってしまう状態です。



2. 見切れ (みきれ)


フレームの端に、出演者や小道具、セットの一部などが中途半端に映り込んでいる状態を指します。完全に映り込んでいるわけではないため「ばれる」とは少し異なります。



3. セットアップ 


撮影や収録を行うために、カメラ、照明、マイク、モニターなどの機材を設置・準備する作業全般を指します。また、特定のシーンを撮影するための準備が整った状態を表す場合もあります。



4. トランポ 


トランスポーテーション(Transportation)の略で、撮影機材や小道具、美術品などを撮影現場へ運搬したり、撮影終了後に撤収・搬出したりする、運送業者や専門のスタッフのことを指します。

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