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動画・映像制作用語辞典 | 名古屋映像制作研究室

キープ

映像制作業界で「キープ」とは、スケジュールを押さえておくこと。あるいは撮影、録音したテイクの中で、使うかも知れない(けれど、たぶん使わない)テイクのことです。

1. スケジュールの仮押さえ


撮影場所、機材、出演者、スタッフなどのスケジュールを仮に押さえることを指します。


具体的な例

「このスタジオ、来週の火曜と水曜、キープできますか?」
「〇〇さん(俳優)のスケジュール、来月1週間キープしておいてください。」


意味
この時点ではまだ仕事が確定しているわけではないが、他の仕事が入らないように押さえておく、という意味合いが強いです。最終的に確定した場合、キープしていたスケジュールが本契約となりますが、もしキャンセルになった場合は「バラシ」という言葉が使われます。



2. 撮影・録音したテイクの保存


撮影現場やナレーション録音で、完全にOKではないものの、念のため保存しておくテイクを指します。


具体的な例

「このテイクは完璧じゃないけど、もしかしたら使えるかもしれないからキープしておこう。」
後で編集、MAする際に、万が一OKテイクが使えなかった場合や、別の表現が必要になった場合に備えて残しておく、というニュアンスです。

<h1 class="font_0">キープ</h1>

​【関連用語】

1. テイク (Take)


あるショットを撮影する、あるいはあるナレーションやセリフを録音する際の、一回ごとの試みを指します。例えば、同じ演技を3回繰り返したら「テイク1」「テイク2」「テイク3」となります。より良い表現や技術的な問題解決のために、何度もテイクを重ねます。



2. OK (オーケー)


撮影されたテイクの中で、ディレクターが「これで良い」と判断し、本番で使用することを承認するサインです。OKが出たテイクは、編集作業に進むための選定された素材となります。



3. リテイク (Retake)


一度OKが出た、または撮影が完了したショットに対し、何らかの理由で再度撮影や収録を行うことです。演技の修正、技術的な問題、クライアントの要望などが理由となることがあります。

 

 

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