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動画・映像制作用語辞典 | 名古屋映像制作研究室

構成案

「構成案」とは、映像制作においてはシナリオ(脚本・台本)の前段階として関係者に提示する、映像コンテンツの骨子や流れの試案ことを指します。

制作会社や人によって「構成案」の詳細度、完成度は異なりますので、提案を受ける場合はあらかじめ確認しておいた方が、いいかも知れません。場合によってはA4紙に箇条書きだけかも知れませんし、絵コンテ付きの企画書かも知れません。

一般的にはテキストによるあらすじ程度のものを指しますが、全体のテーマと項目ごとの狙いは、最低限書き込まれているはずです。3分程度までの尺の場合は、構成案にイメージ絵コンテを付けて提案することもよくあります。

クライアントは、提案を受けた複数の構成案の中から選択するか、修正ポイントを伝えた上で、次のステップ「シナリオ作成」に進むのが一般的です。

<h1 class="font_0">構成案</h1>

​【関連用語】

1. シナリオ


セリフや場面設定、ト書き(演技・演出の指示)を含む、映像作品の設計図となる完成台本です。映画では映画脚本、テレビではテレビ脚本とも呼ばれます。



2. プロット


物語の展開や構成を簡潔にまとめた文書です。起承転結や重要な転換点を示し、シナリオを書く前の骨組みとして機能します。



3. ストーリーボード


シナリオを絵で表現した一連の画コンテです。各ショットの構図、カメラワーク、演出意図などを視覚的に示します。アニメでは「絵コンテ」と同じ意味で使われます。



4. 絵コンテ


ストーリーボードと同様、映像の設計図となる絵付きの演出資料です。特にアニメーション制作では、カット割りや演出指示を含む重要な制作指示書となります。



5. 香盤表(こうばんひょう)


撮影スケジュールを管理する表で、出演者の予定、シーン、場所、必要な小道具などを一覧にしたものです。特に実写作品の制作進行に不可欠です。

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