名古屋で短納期の映像制作を実現する方法 - スピードとクオリティを両立させるプロの進行術 -
- Tomizo Jinno
- 3 日前
- 読了時間: 4分
「1週間でPR動画を作りたい」
そんなご相談をいただくことがあります。映像制作には撮影・編集のほか、企画・構成・シナリオといった「見えない工程」が数多く存在します。それでも、名古屋を拠点に多くの企業映像を手がけてきた当社では、短納期でも高品質を維持できる制作体制を確立しています。
1. 撮影から納品まで最短3日で対応可能
実際の撮影から納品までは、最短で3日程度でも完結可能です。撮影・編集・試写・修正・録音・納品――各工程を1日で進めるスケジュールは、緊急案件や展示会直前のプロジェクトで実績があります。
ただし、それを実現するには「企画」「シナリオ」の完成が前提。ここを疎かにすると、どれだけ短期間で仕上げても、伝わらない映像になってしまいます。
2. 短納期の鍵は「信頼関係」と「共通認識」
映像制作は、単なる作業ではなく共同創造です。制作期間を大幅に短縮できるかどうかは、クライアントとの相互理解と信頼関係にかかっています。
制作者が企業や商品、サービス、そして市場の背景を深く理解し、クライアントと共通認識を持って進められる――その関係ができていると、初めて「スピードと品質」の両立が可能になります。
3. 初回取引での「1週間納品」はなぜ難しいか
映像制作の初回プロジェクトでは、クライアント様の判断基準やブランド特性を理解する時間が必要です。
たとえば、シナリオ制作だけでも以下のプロセスを経ます。
打ち合わせ・取材
シナリオ案の作成と提案
修正・再提案・社内承認
撮影内容・演出方針の確定
撮影調整・絵コンテ作成
この流れを経るだけで、通常2週間〜1ヶ月程度かかります。映像制作は「考える時間」も含めて設計されるもの。これを抜きにしては、伝わる映像にはなりません。
4. 撮影と編集にも「準備」が必要
ロケハン、機材・スタッフの手配、社内調整。撮影に入るまでの準備期間は短くても1週間、内容によっては2〜3週間を要することもあります。
編集そのものは短時間で終わる場合もありますが、近年の映像ではモーショングラフィックスやCGを組み合わせるケースも多く、その場合は数日間の制作期間を見込む必要があります。
さらに、「試写→修正→再試写」の工程を経て、ようやく完成にたどり着きます。
5. 実例:信頼関係があったからこそ実現した「1週間制作」
ある印刷会社様から、「展示会まで1週間」というスケジュールでPR映像を依頼されました。発案者である社長ご本人が窓口となり、判断をすべて一任してくださったことで、制作は驚異的なスピードで進行しました。
1日目:オリエンテーション
2日目:シナリオ案提出 → 翌日フィードバック
4日目:撮影
5日目:編集・試写
6日目:修正・納品
演出はレポーター形式で、ナレーションはなし。撮影時点でセリフを確定させ、編集の手戻りを防ぎました。このような進行は、クライアントとの信頼関係があってこそ成立します。

6. 映像制作における「時間」は、クオリティの一部
映像のクオリティは、機材や技術だけでなく、「考える時間」「検討する時間」「整える時間」に比例します。
私たちは、短納期でも品質を妥協しない映像づくりを信条としています。そのために、事前の打ち合わせと意思疎通を最も重視しています。
7. 名古屋で短納期映像をお考えの企業様へ
展示会、イベント、リリース発表――。
「納期が迫っている」「でもクオリティは落としたくない」そんな時こそ、私たちにご相談ください。名古屋を拠点に、BtoB企業のプロモーション映像や採用動画など、数多くの短納期案件を手がけてきた実績があります。最適な進行方法をご提案し、スピードと品質を両立させます。
【執筆者プロフィール】
株式会社SynApps 代表取締役/プロデューサー。名古屋を中心に、地域企業や団体のBtoB分野の映像制作を専門とする。プロデューサー/シナリオライターとして35年、ディレクター/エディターとして20年の実績を持つ。(2025年10月現在)
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