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フレームイン-フレームアウト

画面の端から被写体が現れる(フレームイン)または消える(フレームアウト)ことを言います。視聴者の視線を誘導し、被写体に注目させます。(詳細は以下)

フレームイン


登場の強調

主人公や重要なキャラクターが画面内に現れることで、その存在感を際立たせることができます。


視聴者の注目

画面の端からゆっくりと現れることで、視聴者の視線を自然と被写体へと導きます。


時間の経過

瞬間的な登場ではなく、ゆっくりと画面内に現れることで、時間の経過を表現することもできます。



フレームアウト


退場の表現

キャラクターが画面の外へ消えることで、その場の状況の変化や物語の転換点を示唆します。


ミステリー演出

被写体が完全に画面から消えることで、謎や不安感を煽る効果があります。


時間の経過

フレームインと同様に、時間の経過を表現する手段としても利用できます。

映像制作会社としての視点


活用例


物語の始まり

主人公が画面内に現れることで、物語の世界観を提示します。


キャラクターの登場・退場

登場人物の入れ替わりや、物語の重要な転換点で効果的に使用されます。


時間の経過

日の出や日没、季節の移り変わりなどを表現する際に利用されます。


視覚効果

特殊効果と組み合わせることで、よりダイナミックな表現が可能になります。


カメラによる同様の効果

出演者等は動かず、カメラワークによってフレームイン、アウトさせることもできます。

Tomizo JIinno

執筆者・神野富三
株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

​大学時代のラジオ番組の構成演出に始まり、映像ディレクター・プロデューサーとして、40年以上の業界経験を基に映像業界に関する知見を発信しています。

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フレームイン-フレームアウトを解説するイメージ(監修・神野富三)

​関連用語など

1. カッティングポイント(Cutting Point)


映像を切り替えるタイミングや位置を指す用語です。フレームイン・フレームアウトとも関係し、被写体の動きや画面構成を考慮して最適な切り替えポイントを決定します。例えば、人物の動作の開始時や終了時、視線の動きに合わせた切り替えなど、自然な流れを作るために重要な要素となります。特にアクションシーンでは、動きの連続性を保つために正確なカッティングポイントの設定が必要です。また、音声や音楽のリズム、セリフのタイミングとも密接に関連し、総合的な判断が求められます。



2. リードルーム(Lead Room)


被写体が向かっている方向に確保する余白スペースのことです。フレームインする被写体や、フレーム内で動く被写体に対して適切なリードルームを設けることで、自然な動きの印象を与えることができます。例えば、走っている人物を撮影する場合、進行方向に適切な余白を確保することで、動きの方向性や勢いを効果的に表現できます。リードルームが不足すると、画面が窮屈に感じられたり、動きが不自然に見えたりする原因となります。撮影時の構図設計において重要な要素の一つです。



3. クリーンフレーム(Clean Frame)


映像の端で被写体が切れることなく、完全な形で収まっている状態を指します。フレームイン・フレームアウトの設計において、必要に応じてクリーンフレームを確保します。特にインタビューや商品撮影など、被写体を明確に見せる必要がある場合に重要です。また、後編集でのサイズ調整や位置調整の可能性を考慮して、余裕を持った撮影を行うことも一般的です。テレビ放送では、セーフティゾーンの概念と組み合わせて、確実な視認性を確保します。。



4. スイッシュパン(Swish Pan)


カメラを素早く横に振ることで、映像が流れるように見える撮影・編集技法です。フレームアウトからフレームインへの切り替えを劇的に演出する手段として使用されます。動きの方向や速度を工夫することで、時間の経過や場面の転換を印象的に表現できます。特にアクション映画やミュージックビデオで多用される手法で、視聴者の注目を引き付ける効果があります。デジタル編集では、モーションブラーの追加や速度調整により、より効果的な演出が可能です。

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