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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。

シノプシス

映像作品、ドラマ、アニメなどの企画段階で作成する簡潔な作品の概要書です。シノプシスは、そのコンテンツの全体像を簡潔に把握するための書類です。通常、A4用紙1〜2枚程度にまとめられ、以下のような用途で使用されます

シノプシスを解説するイメージ(監修・神野富三)
  • 制作会社やスポンサーへの企画提案

  • スタッフ間での作品の方向性の共有

  • 予算や制作規模の検討材料

  • 脚本執筆の前段階における基本設計書


主に以下のような要素を含みます


  1. 作品の全体的なストーリー展開

  2. 主要キャラクターの設定や関係性

  3. テーマや作品の狙い

  4. 想定される視聴者層

  5. 作品の特徴や見どころ


シノプシスと他の資料との違い


シノプシスは必ず作成されるものではなく、プロジェクトの発生経緯によって必要に応じて作成されます。企画書やシナリオと密接な関係がありますが、異なる役割を持ちます。シノプシスは、一般的に企画書よりも範囲が狭く、シナリオよりも詳細度は低いという点が特徴です。



企画書

「なぜ作るか」を説明するコンセプト、ターゲット、予算、出演候補、収益性など。


シノプシス

「何が起きるか」を説明するストーリーの起承転結(結末まで)を簡潔に文章化したもの。


シナリオ

「何をどう撮るか」を指示する柱(場所・出演者(被写体)・時間)、ト書き(動き)、セリフの3要素で構成。

TomizoJInno.jpeg

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。

映像制作会社としての視点


ビジネス映像制作におけるシノプシスは、シナリオ、絵コンテの前に段階で、想定するコンテンツの内容項目を、時系列に並べた「構成案」のことを指す場合があります。この段階の書類については、見積書に添付する「仕様書」の役割ですので、通常は費用をいただきません。



ビジネス映像制作におけるシノプシス(構成案)の主な要素


  1. 項目内容役割シーンNO:進行順の番号全体の流れを把握する

  2. 想定項目(内容):何を見せるか、何を語るか情報の抜け漏れを防ぐ

  3. 映像イメージ:実写・CG・資料写真など視覚的な手法を共有する

  4. ナレーション内容:主なメッセージの要約訴求ポイントを明確にする

  5. 尺(秒数):各シーンの想定配分テンポ感と総尺のコントロール

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