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研修・セミナー動画のつくり方(3カメ以上✕スイッチングアウト配信・収録)

更新日:8月21日

ライブ配信もしたい時は

記録やLMS(ラーニングマネージメントシステム)用のコンテンツとして制作する、研修・セミナー・教育動画を、収録時にリアルタイムにストリーミングでネット公開する、ライブ配信をする場合もあります。

こうした場合、複数台設置したカメラの映像を適宜選択(スイッチング)してライブ配信しますので、その配信動画を録画しておけば、事後に公開する動画ファイルとして、そのまま利用できます。


研修・セミナー動画のつくり方(3カメ以上✕スイッチャー収録)
3カメ以上あれば、会場の様子は網羅できる

スイッチングアウトでライブ配信

講演者と事前に内容を打ち合わせして、テロップや図表を用意して、収録時(ライブ配信時)に挿入しておけば、事後の編集をしなくても済みますが、講演者との綿密な事前進行打ち合わせが必要ですし、本番時にはキュー出しをするディレクターも配置しなくてはなりません。


ライブ配信した動画ファイルの事後編集は必至

ライブ配信はスイッチングアウトを送信しますので、もし進行がトチってもそのまま放映されてしまいます。コンテンツとして保存、事後配信するのであれば、そうした不手際を残しておくわけにはいきませんし、時間(尺)の調整、強調部分などのために事後編集は必須です。


スイッチングアウトと同時に各カメラで録画
スイッチングアウトと同時に各カメラで録画

同時に各カメラパラ回し録画して事後編集

そのために、ライブ配信時には各カメラのラインアウトをスイッチャーに送ると同時に、各カメラ毎にそのカメラの映像をレコーディングしておきます。こうすれば、スイッチングアウトの映像ファイルをベースに、別なカメラの映像に差し替えることも容易になります。


音声も重要

ライブ配信のライブ感のためには、会場の雰囲気を伝えるためにノイズ用のマイクも設置しておこないます。そして、講演者の声はあくまでクリアに収録したいものです。タイピンタイプのマイクは、講演者の動きで声が拾えなくなることを避け、講演者の動きの自由度を高めるため、ワイヤレスタイプが良いでしょう。


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【執筆者】

本記事は名古屋を中心とする地域の企業や団体の、BtoBビジネス分野の映像制作を専門に、プロデューサー/シナリオライター歴35年、ディレクター/エディター歴20年のキャリアをもつ株式会社SynAppsの代表が、映像制作を外注しようと考えている企業担当者に参考になるよう、参考情報を提供し、合わせて業界の後進のために、映像制作をビジネスとして営む上での知識や考え方、知っておくべきビジネス常識を綴る「名古屋映像制作研究室」の記事です。

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