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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。
モーショントラッキング
映像や写真の中で特定の物体の動きを追跡、データ化して分析・利用する技術のことです。
モーショントラッキングの仕組み
特徴点の抽出
映像内の追跡したい物体に特徴的な点(角や線など)をコンピュータが自動で抽出します。
特徴点の追跡
抽出した特徴点がフレームごとにどのように移動するかをコンピュータが追跡します。
データの生成
追跡結果から、物体の位置、回転、スケールなどのデータが生成されます。

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー
シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。
映像制作会社としての視点
モーショントラッキングの活用例
CG合成
実写映像にCGのキャラクターやオブジェクトを自然に合成する。
手ブレを補正し、安定した映像を作成する。
オブジェクトの置換
映像内の特定のオブジェクトを別のオブジェクトに置き換える。
モーションキャプチャ: 俳優の動きを捉え、ゲームキャラクターに反映させる。
VR/AR:インタラクション
ユーザーの動きを認識し、仮想空間とのインタラクションを実現する。
モーショントラッキングが可能にすること
高精度な動き
コンピュータが自動で動きを計算するため、手作業よりも高精度な動きを実現できます。
時間短縮
従来の手作業によるアニメーション制作に比べて、制作時間を大幅に短縮できます。
表現の幅を広げる
実写とCGをシームレスに融合させることで、表現の幅が広がります。
モーショントラッキングの課題
環境への依存
照明条件や被写体の特徴によって、トラッキングの精度が大きく左右されます。
計算コスト
高精度なトラッキングを行うには、高性能なコンピュータが必要となる場合があります。
モーショントラッキングは、映像制作やゲーム開発など、様々な分野で活用されている重要な技術です。今後も、より高度なアルゴリズムやハードウェアの開発が進み、さらに高度な表現が可能になると期待されています。
