動画・映像制作用語
【フィルターバブル】
filterbubble
「フィルターバブル」とは、インターネット検索やSNSなどのアルゴリズムによって、ユーザーの興味や関心に合わせて情報がパーソナライズされ、あたかも泡(バブル)の中に閉じこもったように、自分が見たい情報ばかりが表示される現象のことです。
フィルターバブルという言葉は、環境活動家 イーライ・パリサー Eli Pariserが著書 「The Filter Bubble」に書いたと言われています。
1. 認識発生装置
フィルターバブルは、インターネットブラウザに仕込まれたアルゴリズムによって引き起こされます。アルゴリズムは、ユーザーの過去の検索履歴、閲覧履歴、いいね!などの情報に基づいて、ユーザーが興味を持つ可能性の高い情報を優先的に表示します。その結果、ユーザーは自分にとって快適な情報ばかりを目にするようになり、異なる意見や視点に触れる機会が減少し、それが事実であるという認識が発生します。
2. 危険性
フィルターバブルの危険性は、ユーザーの視野が狭まり、多様な価値観を受け入れにくくなります。また、誤った情報や偏った情報に気づきにくくなる可能性もあります。さらに、社会的な分断や対立を招く可能性も指摘されています。
【関連用語】
1. パーソナライズ
個々のユーザーの属性や行動履歴に基づいて、情報やサービスを最適化して提供することを指します。
2. エコーチェンバー
インターネット、特にSNS上で、自分と似た意見や価値観を持つ人々が集まり、その中で情報が共有されることによって、あたかも「反響室(エコーチェンバー)」のように、特定の意見や情報が増幅・強化されていく現象のことです。
3. 認知バイアス
人間が物事を認識し、判断する際に生じる、無意識的な思考の偏りのことです。
4. インフォデミック
「インフォデミック」とは、情報(information)と流行(epidemic)を組み合わせた造語で、特にインターネットやSNS上で、誤った情報やデマ、噂などが急速に拡散される現象を指します。
5. アルゴリズム
特定の問題を解決したり、特定のタスクを実行したりするための手順や規則の集合のことです。