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動画・映像制作用語
【明度】
meido
「明度」とは、人間の視覚で感じる明るさの度合いを指します。物体から反射された光や、光源そのものの明るさなど、視覚情報における明るさの程度を数値や感覚的に表す尺度です。
映像がデジタル信号になった現在でいうと、RGBカラーで表現される画像では、赤・緑・青の各色チャンネルが0から255の範囲で明るさを持ち、これらの値の平均値や加重平均値などを計算することで、画像全体の明るさ(明度)を調整できます。グレースケール画像では、各ピクセルが単一の明るさの値(0:黒 - 255:白)を持つため、この値がそのまま明度となります。
明度が高い・低いとは?
明度が高い
白に近く、明るい印象です。
明度が低い
黒に近く、暗い印象です。
【関連用語】
1. 明度と輝度
明度と輝度は、ほぼ同義語として扱われることが多いですが、厳密には異なる概念です。輝度は、光源の明るさを表す物理量ですが、明度は、人間の視覚で感じる明るさを表す心理的な量です。
2. ガンマ補正
ディスプレイや印刷機器など、表示装置によって明るさの表現能力が異なるため、ガンマ補正と呼ばれる処理を行うことで「階調」がより自然に見えるよう、見た目の明るさを調整することがあります。
3. 階調
明暗の段階的な変化のことです。階調数が多ければ、より滑らかなグラデーションを表現できます。
4. 彩度
色の鮮やかさのこと。彩度が高いと鮮やかで、低いとパステル調になります。
5. コントラスト
コントラスト」とは、画像の明るい部分と暗い部分の差のことです。
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