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ピン送り

ビデオカメラの撮影において、被写体へのピントを移動させる撮影技法のことです。手前の被写体にピントを合わせているところから、奥の被写体にピントを移したり、その逆を行ったりします。また、画面内のどこにもピントが合っていない状態から、被写体のひとつにピントを合わせたり、その逆にすることを言います。

英語では「Focus pull / Pull focus」、「Rack focus」と呼ばれる手法です。


視覚的な効果


奥行き感の表現

ピントの移動によって、画面に奥行きが生まれ、立体感が強調されます。また、ピントの移動によって物語の展開や登場人物の心の動きを表現することができます。


動きの表現

静止画のように見える映像に、動的な動きを与えることができます。


特定の被写体への注目

ピントを合わせた被写体、あるいはその部分に視聴者の視線を集中させることができます。また、複数の被写体の間でピントを移動させることで、それぞれの被写体の特徴を際立たせることができます。

Tomizo JIinno

執筆者・神野富三
株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

​大学時代のラジオ番組の構成演出に始まり、映像ディレクター・プロデューサーとして、40年以上の業界経験を基に映像業界に関する知見を発信しています。

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ピン送りを解説するイメージ(監修・神野富三)

​関連用語など

1. ラックフォーカス


ピン送りと同義語です。



2. フォーカスプル・プリフォーカス


ピン送りと同義語です。



3. F値(絞り値)


カメラのレンズを通る光の量を調整するための数値です。レンズの中にある絞りという部品の開閉によって、光の量をコントロールします。



4. シャッタースピード


カメラのシャッターが開いている時間の長さを表す数値のことです。1/100秒、1/500秒など、分数の形で表されます。シャッタースピードが速いほど、短い時間に光を取り込むことになり、逆にシャッタースピードが遅いほど、長い時間光を取り込むことになります。ビデオカメラは連続的にシャッターを切っていて、一般的にフレームレート(fps)の2倍分の1が推奨されます。



5. シャッター開角度


シャッター角とは、1つのフレームを撮影する際に、シャッターが開いている時間を角度で表したものです。例えば、1つのフレームを撮影する時間が1秒だとすると、シャッターが0.5秒間開いている状態は、360度の円周の半分にあたる180度と表現できます。

こちらの説明がとてもわかりやすいです。→こちら


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