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試写

「試写」とは、映像制作のプロセスにおいて、関係者の共通認識と承認を得るため行われる上映会であり、未完成段階から完成段階まで繰り返し行われる場合があります。(詳細は以下)

興行映画、テレビ番組、テレビCM、Webコンテンツ、VP(ビデオパッケージ)など、出資者と製作組織の関係性によって、さまざまな形式、目的の試写があります。

英語の Prevew(プレビュー)が「試写」と同じ意味で使われる場合もあります。


ほとんどの段階の試写がすんなり承認されることはなく、様々な指示、意見が出ますので、必要に応じて適切な説明や修正が必要です。ただし「完成試写」については、形式的なものである場合もあります。



企業PRビデオなどVP制作において一般的に行われる試写


1. 撮影後ラッシュ試写

ほとんど行いませんが、実験シーンや海外での撮影などを行った場合、撮影できた内容を確認してもらうために行うことがあります


2. CGアニメーションなどの途中試写

先行して制作に入っているこれらの素材は、ラフな段階で試写を行い、調整しながら完成に近づけていきます


3. 仮編集試写

シナリオに沿って撮影素材、CG・アニメ素材をカット編集した映像に音楽、仮ナレーションを入れて試写します。


4. 録音前完成試写

仮編集試写ででた意見を反映して修正と、トランジションエフェクトテロップモーショングラフィックスなどを加えて、音声以外の映像完成版を試写します。


5. ナレーション録音・MA・完成試写

ナレーション録音、音楽をミックスして音声付きで完成した映像をその場で試写します。


近年の試写は、クライアントに出向いて行うことは少なく、WEB上で実施することがほとんどです。

ナレーション録音・ MAはクライアント立ち合いが原則ですので、MAスタジオでの完成試写で、原則的に完成版承認となります。


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​【関連情報】

企業PRビデオのクライアント試写方法



1. 対面での試写


制作会社の担当が、試写動画ファイルをメディアに入れたり、パソコンに入れて訪問し、クライアント設備のモニターなどに繋いで見ていただく方法です。

かつてはこの対面が基本でしたが、現在ではむしろ稀になっています。

制作会社の担当者は試写映像に説明を加えながら上映でき、クライアントの表情や反応も観察できるので、この方法を好みましたが、近年はその場で意見を貰うことは少なく、結局「社内で検討して回答します」となる場合がほとんどです。



2. WEBによる動画データ送信


クライアントの情報システムに組み込まれたデータ共有フォルダに送信したり、WEBのデータ送信サービスを利用して、重い動画ファイルをクライアントに渡す方法です。

送った動画ファイルは、クライアントの事情に合わせて社内関係部署で共有して、担当者に意見を集約してもらいます。



3. 動画共有サイトの利用


YouTube、VimeoなどのWEBサービスにアップロードして、シークレットモード(要URL/パスワード)で共有する方法です。URLやPWを拡散してしまうと問題になりますので、共有先の選定には注意が必要です。Vimeoの場合、ダウンロードボタンがありますので、ダウンロード保存して見てもらうこともできます。


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