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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。

アニメーション

日本の一般社会では、いわゆる「アニメ」コンテンツのことですが、ビジネス映像やPRビデオに使用される「アニメーション」は、画面上のイラストや文字などのオブジェクトを、連続的に動かして視覚的な効果を生み出し、意味と情報を効果的に伝達することを指します。

アニメーションを解説するイメージ(監修・神野富三)

アニメーションの種類



(1) 複雑な情報を直感的に伝える


グラフや統計データ、製品の構造などをアニメーションによって、相互の関係性や重要性を視覚的に表現し、直感的な理解を促します。


(2) 視聴者の注意を引き、記憶に残す


画面のなかの特定のオブジェクトを動かすことで、静止画よりも視聴者の注意を引きやすく、記憶にも残りやすくなります。


(3)ブランドイメージやメッセージを直感的に伝える


スタイリッシュなモーショングラフィックスや、親しみやすいキャラクターアニメーションなど、様々な表現方法でブランドイメージやメッセージを直感的に伝えることができます。


(4)実写では表現できないことを表現する


抽象的な概念や、未来的なビジョンなど実写では表現が難しい内容も、それらをアニメーション表現によって動かすことで、その仕組みや効果を視覚化できます。

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執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。

映像制作会社としての視点


一般社会における「アニメーション」の認識は多様であり、特に「アニメ」は特定の技法や国籍を指すと考える人もいます。そのため、ビジネス映像制作においては、非常に注意深くコミュニケーションすることが求められます。


クライアントが想定しているのは、データの可視化を目的としたインフォグラフィックスなのか、キャラクターを用いたストーリー仕立ての説明なのか、あるいは抽象的な図形による概念表現なのか、その認識にはしばしば大きな隔たりがあります。


また企業によっては、アニメ的な表現がブランドイメージにそぐわないと判断する場合もあれば、逆に親しみやすさを演出する手段として積極的に取り入れたい場合もあります。制作会社としては、具体的な参考映像を示しながら、ビジュアルスタイル、ターゲット層、メッセージのトーンを丁寧にすり合わせ、認識のズレから生じる手戻りやトラブルを防ぐことが不可欠です。

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