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動画・映像制作用語
【撮れ高】
toredaka
撮れ高はOKカットの数であり、シナリオが要求する各シーンに必要な映像が、どれだけ満たされたか・・というような意味合いです。
決して「撮影できたカット数」ということではありません。NGカットを量産してくれても撮れ高にはカウントされません。ディレクターがその映像作品に必要なカット(シーンでもいい)が30カットだとして、ディレクターが編集に困らず、少しはあれこれセレクトでき、ちょっとかっこいいカットも撮れちゃって、合計60 OKカットくらいが収録できた、という時に「今日の撮れ高は充分だね」という使い方をします。
「撮れ高」という言葉は近年の新語ではなく、昔からフィルム撮影の現場で使われていた用語のようです。
撮影済み(未現像)のネガフィルムを入れた缶の高さを示して「撮れ高」と言っていたそうです。
言い換えると映像は「長さ」の単位の「尺」で撮影「時間」を表しますが、フィルム缶が積み上がった「高さ」でも撮影「時間」を表していたようです。
【関連用語】
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