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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。
アフレコ
映像の撮影や作成を先に行い、その後から音声を収録する手法です。主に映画、アニメーション、ドラマなどの映像作品で広く使用されています。
アフレコの目的
アフレコが必要となる状況は様々です。例えば、屋外撮影時の環境音が大きすぎて台詞が聞き取りづらい場合や、撮影後にシナリオの変更があった場合などです。アニメーション制作においては、作画完了後に声優が映像に合わせて演技を行うのが一般的な手法となっています。
アフレコの工程
映像の確認アフレコする映像を何度も確認し、セリフの内容や感情、タイミングなどを把握します。
録音: 音声収録ブースで、マイクに向かってセリフを録音します。
編集: 録音した音声と映像を同期させ、不要な部分をカットしたり、音声を調整したりします。
アフレコの注意点
リップシンク: 口の動きと音声のタイミングを合わせるリップシンクは、自然な映像を作る上で重要です。
感情表現: キャラクターの感情を理解し、それに合わせた演技をすることが求められます。
環境音: 周囲の音が入らないように、静かな環境で録音を行う必要があります。
意訳翻訳:役者/出演者が喋っている時間と口の動きに合わせた柔軟な翻訳が必要です。

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー
シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。
映像制作会社としての視点
完成した映像にナレーションを録音する作業も、外形的には「アフレコ」ですが、ナレーションは映像に対して説明や解説を加える音声であり、登場人物のセリフではありません。画面に映る人物と同期する必要もなく、映像の流れに合わせたタイミング調整は必要ですが、口の動き に厳密に合わせる必要はありません。そのためナレーション録音は「ナレーション収録」「ナレ録り」と呼ばれ、アフレコとは区別されます。
