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動画・映像制作用語辞典 | 名古屋映像制作研究室

ばみる

「場見る」という言葉は、主に演劇や映像制作の現場で使われる専門用語で、舞台上や撮影現場において、人が立つ位置や道具を置く位置などをあらかじめ決めて目印をつけることを指します。

目印をつけること


通常、ビニールテープやマスキングテープなどを使い、床に印をつけます。この目印のことを「バミリ」と呼ぶこともあります。



目的


再現性

リハーサル通りの配置を本番でも正確に再現するため。


効率化

出演者やスタッフが迷わずに動けるようにするため。


安全性

照明器具やセットなどがぶつからないようにするため。



場面


舞台演出

舞台上の役者の立ち位置、小道具の配置


映像撮影

カメラの設置位置、照明の配置、出演者の立ち位置


イベント

ステージ上の出演者の立ち位置、観客席の配置

<h1 class="font_0">ばみる</h1>

​【関連用語】

1. けつかっちん


今の現場の次に、時間の余裕なく仕事が入っているときに「私、けつかっちんなの」と言います。



2. みきれ


「本来映すべきではないものが映ってしまう場合と、逆に本来映すべきものが画面から外れてしまう両方の意味で使用されるようになっています。「バレる」「はみ出す」「収まりきらない」などが類義語として挙げられ、映像制作現場では日常的に使用される専門用語です。



3. わらう


撮影中のフレーム内に映り込んでいる不要な物を、フレーム外へ移動させることを指す業界用語です。例えば、美術さんが準備して置いてくれた花瓶だけれど、カメラを通してみたら構図や色合い、演出上の意味合いを欠いていて片付けて欲しい場合に「ごめん、やっぱりわらって」と言います。



4. てっぺん


時計の針が12時を指している状態を表す業界用語です。例えば、「てっぺんスタート」という指示は、丁度12時(あるいは1時、2時など)から番組や収録を開始することを意味します。あるいは撮影が押して深夜になってしまい、時計が0時を回りそうなときに「もうてっぺんだよ」と言います。



5. やおや


物を撮影する際に、八百屋の野菜陳列のように台を傾けて全体をより見やすくする撮影技法を指します。主に商品撮影や料理撮影などで使用され、台を傾けることで、奥行きのある構図を作り出し、商品の特徴や細部をがわかりやすくします。


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