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ミキサー

映像・音響技術における「ミキサー」とは、複数の音源を混合し、一つの出力にまとめるための装置、またはその操作を行う人のことを指します。コンサートや放送、録音スタジオなど、様々な場面で使用されます。

また、映像制作のためのMAスタジオでは、ミキサーの仕事はMAオペレーターとも呼ばれ、映像との同期、調和、調整を行う仕事でもあります。

近年は音響再生装置の規格・仕様が多様であるため、ミキサー職には、録音した音声がどのような環境で聴取されるかを想定しながら、最適なバランスと音響品質を産み出す、高度な知識、技術、経験が求められます。



ミキサーの役割


  • マイク、楽器、BGMなどの複数の音源の音量を調整する

  • 各音源の音色を調整する(イコライザー)

  • 音響効果を加える(リバーブ、ディレイなど)

  • 複数の音源をミックスし、一つの出力にする


音声技術スタッフが持ち歩いて使えるポータブルタイプもあり、ロケーション時にも活躍します。MAオペレーターとしてのミキサー職は、映像技術や演出的な技量も必要となる高度な仕事です。



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​【関連情報】

1. スイッチャー


複数の映像ソースを切り替えて、一つの出力映像を作成(出力)する装置、あるいはそれを操作する人のことを指します。


2. ビデオエンジニア(VE)


映像制作に関わる様々な機器の設置、操作、トラブルシューティングを行う役割。スイッチャー、カメラ、レコーダーなど、多岐にわたる機材の知識が必要となります。映像制作現場全体の技術的なサポートを行います。


3. テクニカルディレクター (TD)


映像制作現場全体の技術的な指揮を執る役割。スイッチャー、ミキサー、ビデオエンジニアなど、様々なスタッフを統括し、映像制作を円滑に進めます。ディレクターの意図を技術的に実現するための、橋渡し的な役割も担います。



4. CGオペレーター


生放送の映像スタジオの調整室で、CGを用いたテロップやグラフィックの作成、表示を行います。番組の内容に合わせて、視覚的に分かりやすい情報を提供します。



5. タイムキーパー


番組の進行時間管理を行います。CMやニュースなどの時間を正確に計り、番組が滞りなく進行するようにします。

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