企業PR・商品PR映像のシナリオ法
- Tomizo Jinno
- 2024年5月19日
- 読了時間: 3分
更新日:7 日前
会社案内、採用ビデオ、商品説明、サービスマニュアル、などなど、企業映像と言われる映像ジャンルは多岐に渡っていますが、どんな映像コンテンツでも3分を超える尺のものは、シナリオ無しに制作することはできません。
(イベント映像、記録映像やドキュメンタリーはのぞく)
シナリオは発注者と共通認識を得るためにあります
映像制作をビジネスで行う場合、取引契約の「仕様書」としてシナリオが使用されます。ただしシナリオには、コンテンツに入る映像(画像)そのものは入れられず、それを言葉やポンチ絵で表現していますので、共通認識にもかなりのズレが発生することが避けられません。密なコミュニケーションで齟齬を減らす努力は必ず必要です。
視聴者が映像を長く感じないよう
シナリオを作成するいちばんの目的は、制作する映像を面白くすることです。それに尽きます。昨今はシナリオをつくらずにつくる動画が流行っていますが、多くの人が「短いことは良いことだ」と思っています。ビジネス映像はターゲットが非常に狭いコンテンツですので、そのターゲットの興味のポイントをしっかり捉え、その期待に応える流れを作れば、10分や20分、決して視聴離脱されることはありません。と私は思っています。
映像が長く感じられる原因
飽きさせない基本1「これ疑問ですよね?」
ターゲットが共通に思っているであろうことを、掘り起こし「そういえば、これって疑問じゃありませんか?」とか「こういうこと知りたかったでしょ?」といった、「あるある」を投げかけ、映像で解決していきます。
飽きさせない基本2「そうそう」
対象となる商品やサービス、企業について、ターゲットである視聴者の多くが求めるであろう「これ欲しかったでしょ」を提示し、共感をえた上で、それを備えていることを伝えます。
「きっかけ」で引き込む
上記はコンテンツの初頭に置き、視聴者の期待を醸成します。その後も、その期待を裏切ることなく、好奇心や欲求に応えていけば、視聴者は必ず最後まで視聴します。

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