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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。

モニター

パソコンやゲーム機のディスプレーだけではなく、もともとは「監視・観察」すること、ないしはその装置のことを指します。(詳細は以下)

モニターを解説するイメージ(監修・神野富三)

「モニター」という響き


映像表示装置(ディスプレー)の歴史を振り返ると、家庭用ではチューナーを内蔵する「テレビ」が普及しましたが、テレビ番組を制作する現場ではチューナーは必要なく、テレビではなく、より標準的な映像チェックを可能とする高精度の業務用「マスモニター」が使用されてきました。


音楽録音やラジオ番組のスタジオでは、音声の品質をチェックするためのスピーカーを「スタジオモニター」などと呼びました。


ことほど左様に、「モニター」という用語は、信頼度が高い業務用、プロ用の監視装置を指す響きを持っていることが伺えます。対して家庭用は、忠実な再現性よりも素人ウケを狙いながらコストを抑えた装置というイメージでしょうか。

そのためか、家電メーカーや放送機器メーカーは、高性能、プロ用を標榜する商品に「モニター」という言葉を多用する傾向が高まり、世間には多くのモニターが存在するようになったような気がします。

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執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。

映像制作会社としての視点


テレビとモニターとディスプレー


テレビ


テレビ放送の視聴を主な目的としており、テレビチューナー、スピーカー、各種映像・音声処理機能などが内蔵されていて、幾分過度な色調整をしている機種もあります。


モニター


パソコンの画面表示やゲーム、映像編集など、多様な用途に対応します。チューナーは内蔵されておらず、映像入力端子(HDMI、DisplayPortなど)が豊富ですが、スピーカーは内蔵されていないモデルもあります。パソコンとの接続を想定し、色の再現性を重視、高解像度、高リフレッシュレートに対応したモデルが多くあります。



ディスプレー


モニターと同義で使われることもありますが、スマホやタブレット端末などのタッチセンサーを備えた高性能なものから、機械装置や家電品などの表示装置として、機能性を特化したものまで含めて使われます。

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