企業映像制作の準備リストとチェックリスト
- 神野富三

- 2 時間前
- 読了時間: 4分
企業の映像コンテンツ制作における一連のプロセスについて、企画から納品までのチェックポイントを書き出してみました。細大漏らさず書き出しましたので、すべての案件でこれらすべてのチェックをする必要はありません。実際にはこの何分の一で大丈夫です。動画・映像制作時のチェックリストとしてブックマークしておいてください。
特に初期段階での目的・要件の明確化と、各フェーズでの適切な承認・フィードバックが、プロジェクトの成功に大きく影響します。また、予期せぬ事態にも柔軟に対応できる体制を整えることが重要です。

企画・発注準備フェーズ
(1) 社内での目的・要件の整理
制作目的の明確化(例:会社案内、採用PR、製品紹介など)
ターゲット視聴者の設定
予算規模の確定
公開時期・納期の設定
動画の長さ・本数の検討
視聴環境・配信プラットフォームの決定(イベント時上映、メディア配布、自社サイト、YouTube、SNSなど)
(2) 制作会社の選定
複数の制作会社から見積もりと提案を募集
ポートフォリオやこれまでの実績の確認
予算との整合性確認
制作体制・スケジュールの確認
相見積もりの取得
2. キックオフ・企画フェーズ
(1) 初回打ち合わせ(キックオフミーティング)
プロジェクトの目的・背景の共有
ターゲット視聴者の確認
予算・スケジュールの確認
制作体制の確認(両社の担当者の役割明確化)
必要な素材・資料の確認
コミュニケーション方法の確認(報告頻度、連絡手段など)
(2) 企画立案
制作会社による企画案の作成
コンセプト・メッセージの設定
表現方針の検討(実写、CG、アニメーション等の使い分け)
ナレーション・BGMの方向性検討
構成案・シナリオの骨子作成
(3) 企画プレゼンテーション
制作会社による企画案のプレゼンテーション
発注側からのフィードバック
修正点の洗い出し
企画内容の確定
3. 制作準備フェーズ
(1) シナリオ作成
詳細なシナリオの執筆
ナレーション原稿の作成
発注側での内容確認・修正
法務・コンプライアンスチェック
シナリオの最終承認
(2) 絵コンテ・スケッチの作成
シーン展開の視覚化
画面構成・演出の検討
使用する素材の特定
撮影・制作スケジュールの詳細化・香盤表の作成
(3) 制作準備
撮影場所・日程の確定
出演者・ナレーターの選定・手配
必要な許認可の取得
使用する素材の収集
著作権処理の確認
4. 制作フェーズ
(1) 撮影・素材制作
ロケーション撮影
スタジオ撮影
インタビュー収録
CG・アニメーションの制作
素材の確認・選定
(2) 編集作業
ラフ編集
発注側での内容確認・修正指示
BGM・効果音の選定
ナレーション収録
テロップ・スーパーの作成
カラーグレーディング
(3) 仮完成版の確認
全体の流れ・テンポの確認
映像・音声品質の確認
テロップ・スーパーの内容確認
修正点の洗い出し
5. 完成・納品フェーズ
(1) 最終確認
最終版の視聴
細かな調整・修正
品質チェック
法務・コンプライアンスの最終確認
(2) データ納品
指定フォーマットでの書き出し
各種配信用データの作成
付属資料の作成(台本、権利関係書類など)
納品データの動作確認
(3) 検収・支払い
納品物の検収
請求書の発行
支払い手続き
6. コミュニケーション上の重要ポイント
(1) 定期的な進捗報告
週次または隔週での進捗報告会議の実施
制作過程での課題・リスクの共有
スケジュール調整の適時実施
(2) 承認プロセスの明確化
承認が必要な工程の特定
承認者・決裁者の明確化
承認スケジュールの設定
修正回数の事前取り決め
(3) フィードバックの方法
具体的な修正指示の提供
修正箇所の明確な指摘
修正の優先順位付け
期限の明確化
7. トラブル防止のためのポイント
(1) 契約書・見積書の明確化
制作範囲の明確な定義
納品物の具体的な指定
著作権・二次利用に関する取り決め
(2) スケジュール管理
マイルストーンの設定
クリティカルパスの把握
バッファの確保
遅延発生時の対応方針の事前確認
(3) 品質管理
品質基準の明確化
チェックポイントの設定
テストやレビューの実施方法
外部チェック体制の構築
8. 効果的な制作のためのアドバイス
(1) 事前準備の徹底
参考事例の収集・共有
社内での方向性の統一
必要な素材・情報の事前整理
関係者への事前説明・調整
(2) 柔軟な対応
状況変化への迅速な対応
代替案の準備
予備日の確保
予算の余裕枠の設定
(3) 関係者との良好な関係構築
円滑なコミュニケーション
相互理解の促進
信頼関係の構築
適切な情報共有
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