ロケ地としての名古屋の考察
- 神野富三

- 1 時間前
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名古屋市概要

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愛知県(38市14町2村)の県庁所在地である。
【位置】※名古屋市役所
アメリカ合衆国・テネシー州メンフィス、地中海のクレタ島、キプロス島と同じ緯度に位置する。
【面積】
326㎢
愛知県で4番目
1番は豊田市である。
【人口】
233万人(愛知県746万人)
117万世帯
愛知県の人口は近年減少傾向が出始めたが、名古屋市は横ばいである。
名古屋市の市街化トレンド
名古屋市は太平洋戦争において米軍の大空襲を受け焦土と化したが、戦後の復興は目覚ましく、名古屋駅周辺や栄町で盛んだった闇市は、やがて歓楽街、商店街に姿を替えた。特に栄地区は1965年に名古屋駅と結ぶ地下鉄が開通したことから、百貨店「松坂屋」「丸栄」「オリエンタル中村」が立ち並ぶ大津通りと、名古屋駅に向かう広小路通は一際賑わう商業エリアとして発展。当時の名古屋人は「栄は名古屋の中心」という認識をもち、それは2000年頃まで続いた。
図1は1974年ごろの鉄道の路線図だが、国鉄(東海道本線)と名古屋鉄道(名古屋本線)が名古屋市を東西に分断していることに加え、地下鉄東山線と名城線の東方への延伸により、名古屋市の市街化は東高西低に進み(水色部分)、特に1970年代後半から東山線沿線駅周辺(名東区)はニューファミリー憧れの住エリアとして発展した。ただし、東区、千種区、昭和区、瑞穂区には古くからの高級住宅街と言われるエリアがあり、それらは今でも存在している。
バブル崩壊後は、地価の安いエリアへの住宅開発が進み、天白区、緑区、守山区の人口が増加、一方名東区は世代交代が始まっている感がある。

栄から名古屋駅へ
1990年代までは栄地区には、百貨店が集まり、栄駅を挟んで北は久屋大通駅、南は矢場町駅の間と広小路通(図2:黄色↔︎↕︎)は名古屋の繁華街として誰もが認めるエリアだったが、2000年に名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」、2006年に「ミッドランドスクエア」の開業を契機に、駅前には高層ビル群が誕生、人の流れは大きく変わり、大手企業のオフィスも栄から名駅への移転が相次ぎ、現在名古屋の中心は名古屋駅となっている(赤丸)。

栄から大須へ
栄地区の人の流れも変化していて、栄と丸の内の間に位置する「錦三丁目(通称:錦三)」はかつて夜の歓楽街として名を馳せたが、現在は寂しい様子となっている。
また、1983年に栄地区住吉町に「プリンセスガーデンホテル」、1996年に「ナディアパーク」の開業によって、かつて若者文化は、広小路通の「栄町ビル」から南下を始め、今日では大須商店街の賑わいと接続したようなかたちになっている。(赤→)
栄の復興
栄地区の丸栄百貨店は2018年に営業終了、松坂屋も業態に変革を急いでいるが、栄地区には2023年中日ビルが地下5階、地上33階の新ビルを竣工、また2026年には「ザ・ランドマーク名古屋栄」(地下4階、地上41階)が完成することから、名古屋栄の復権が期待されている。
各区の歴史・有名な地名・撮影好適風景
1. 千種区
歴史:
有名な地名:
撮影好適風景:
緑豊かな東山丘陵地帯が広がり、閑静な住宅街が点在しています。
覚王山周辺は、歴史的な寺院や古い町並みが残っています。
東山動植物園は、市民の憩いの場として親しまれています。
日泰寺の北には特徴的な形をした「東山給水塔」があり、天満すいどうはしを渡ると天満緑道。さらに千種公園へと続く、水と緑豊かなウォーキングコースです。
2. 東区
歴史:
東区は、名古屋市の中心部に位置し、江戸時代には尾張藩の武家屋敷が立ち並んでいました。
明治時代以降、商業地として発展し、多くの商店や企業が軒を連ねました。
近年は、高層マンションの建設が進み、都心居住が進んでいます。
有名な地名:
撮影好適風景:
徳川園や建中寺など、歴史的な建造物と緑豊かな庭園が調和した風景が広がっています。
文化のみち周辺は、レトロな雰囲気の建物が残っています。
都心部には、高層ビルや商業施設が立ち並び、近代的な風景も見られます。
名古屋市市政資料館は映画やテレビドラマで頻繁に使用されています。
3. 北区
4. 西区
5. 中村区
歴史:
中村区は、名古屋市の西部に位置し、豊臣秀吉の生誕地として知られています。
名古屋駅周辺は、交通の要衝として発展し、多くの企業や商業施設が集積しています。
近年は、再開発が進み、高層ビルや複合商業施設が建設されています。
有名な地名:
撮影好適風景:
名古屋駅周辺は、高層ビルや商業施設が立ち並び、近代的な都市景観が広がっています。
豊国神社や椿神明社など、歴史的な神社や寺院が点在しています。
区内には、中小規模の商店街や住宅地が広がり、下町情緒も残っています。
6. 中区
歴史:
中区は、名古屋市の中心部に位置し、政治、経済、文化の中心地です。
江戸時代には、尾張藩の城下町として栄え、多くの武家屋敷や商家が立ち並びました。
戦後は、商業地として発展し、多くの百貨店や専門店が集積しています。
有名な地名:
栄:名古屋最大の繁華街で、多くの商業施設や飲食店が集まっています。
名古屋城:尾張藩の居城で、名古屋のシンボルとして知られています。
大須:歴史ある商店街で、サブカルチャーの発信地としても知られています。
撮影好適風景:
栄周辺は、高層ビルや商業施設が立ち並び、近代的な都市景観が広がっています。
名古屋城は、歴史的な建造物と美しい庭園が調和した風景を見せています。
大須は、活気ある商店街と個性的な店舗が混在した独特の風景が広がっています。
7. 昭和区
歴史:
昭和区は、名古屋市の南東部に位置し、閑静な住宅街として知られています。
戦前から文教地区として発展し、多くの大学や研究機関が集積しています。
近年は、高齢化が進んでいますが、住みやすい街として人気を集めています。
有名な地名:
撮影好適風景:
鶴舞公園は、四季折々の花々が咲き誇り、市民の憩いの場となっています。
名古屋大学周辺は、学生街として賑わいを見せています。
8. 瑞穂区
歴史:
有名な地名:
名古屋市博物館:リニューアル工事中です(令和8年度に開館予定)。
山崎川:区内を流れる川で、桜の名所として知られています。
パロマ瑞穂スタジアム:名古屋グランパスの本拠地です。現在建て替え工事中2026年春完成予定です。
撮影好適風景:
パロマ瑞穂スタジアム周辺は、スポーツ施設や公園が整備され、緑豊かな風景が広がっています。
山崎川沿いは、春には桜が咲き誇り、美しい風景を見せています。
住宅地が広がり、落ち着いた雰囲気の街並みが続いています。
9.熱田区
歴史:
有名な地名:
撮影好適風景:
熱田神宮周辺は、歴史的な建造物や古い町並みが残っています。
白鳥庭園は、四季折々の花々が咲き誇り、美しい風景を見せています。
区内には、住宅地や商業地が混在し、活気ある風景も見られます。
10. 中川区
歴史:
有名な地名:
撮影好適風景:
荒子観音寺周辺は、歴史的な寺院や古い町並みが残っています。
戸田川緑地は、豊かな自然に囲まれた市民の憩いの場となっています。
区内には、中小規模の工場や商店が点在し、活気ある風景も見られます。
11. 港区
歴史:
港区は、名古屋市の南西部に位置し、名古屋港を中心に発展してきました。
戦後は、工業地や物流拠点として発展し、日本の経済成長を支えました。
有名な地名:
撮影好適風景:
12. 南区
歴史:
南区は、名古屋市の南部に位置し、古くから漁業や農業が盛んな地域でした。
戦後は、工業地や住宅地として発展し、人口が増加しました。
近年は、交通の便が良いことから、住みやすい街として人気を集めています。
有名な地名:
笠寺観音:尾張三十三観音の一つで、多くの参拝客が訪れます。
日本ガイシホール:コンサートやスポーツイベントなどが開催される多目的ホールです。
星崎:古い町並みが残る地域で、歴史を感じさせる風景が広がっています。
撮影好適風景:
笠寺観音周辺は、歴史的な寺院や古い町並みが残っています。
日本ガイシホール周辺は、近代的な施設が立ち並び、活気ある風景が広がっています。
区内には、住宅地や工場などが混在し、多様な風景が見られます。
13. 守山区
歴史:
有名な地名:
撮影好適風景:
志段味古墳群周辺は、緑豊かな自然と歴史的な史跡が調和した風景が広がっています。
小幡緑地は、四季折々の花々が咲き誇り、美しい風景を見せています。
14. 緑区
歴史:
緑区は、名古屋市の南東部に位置し、豊かな自然が残る地域です。
近年は、宅地化が進み、人口が急増しています。
桶狭間の戦いの古戦場など、歴史的な史跡も多く残されています。
有名な地名:
撮影好適風景:
大高緑地は、豊かな自然に囲まれた市民の憩いの場となっています。
桶狭間古戦場公園周辺は、歴史を感じさせる風景が広がっています。
有松は、古い町並みと絞り染めの風景が調和した独特の風景を見せています。
15. 名東区
歴史:
名東区は、名古屋市の東部に位置し、閑静な住宅街として知られています。
近年は、宅地化が進み、人口が増加しています。
名古屋市の東側に隣接する街との接続地として要衝を務めています。
有名な地名:
撮影好適風景:
猪高緑地は、起伏に富み、ため池が点在し、小動物が多く生息しています。
藤が丘駅は、東部丘陵線の始発駅です。気浮上式鉄道・リニモの様子が観られます。
牧野が池緑地は、竹林がとても美しく、心安らぐ日本の風景に出会うこともできます。
16.天白区
歴史:
天白区は、名古屋市の南東部に位置し、比較的新しい区です。
1975年に昭和区から分区して誕生しました。
かつては農村地帯でしたが、1960年代以降、宅地化が急速に進みました。
名古屋市内の他の区と比べて、比較的新しい住宅地が多いのが特徴です。
有名な地名:
天白公園:広大な敷地内に、遊具や運動施設がある公園で、市民の憩いの場となっています。
名古屋市農業センターdelaふぁーむ:農業に関する展示や体験ができる施設です。
天白川:区内を縦断するように流れる二級河川。
撮影好適風景:
区内には、閑静な住宅街が広がっており、落ち着いた雰囲気が漂っています。
天白公園をはじめ、緑豊かな公園が多く、自然を感じることができます。
名古屋市農業センターdelaふぁーむなどの施設もあり、都市部でありながら農業に触れ合う事もできます。
天白川:河川敷では散策する人や家族連れで遊ぶ風景が観られます。
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