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映像制作を発注する企業担当者のための用語解説です。
キーフレーム
キーフレームとは、タイムライン上の特定の時刻に対して、映像素材やエフェクトが持つ「設定値(パラメータ)」を決定・保存した「記録」のことです。
具体的には、以下の3つの要素を紐付けてタイムライン上に置く「信号(データ)」を指します。
時刻(いつ): 何分何秒何フレーム目か
属性(何を): 位置、不透明度、音量、色味などの項目
数値(どの程度): 座標、%、デシベルなどの具体的な値
本質的な役割
キーフレームは、アニメーション(2点間の変化)を作るためだけのものではなく、映像内の「状態が決定されるポイント」としての役割を持ちます。
変化の制御
異なる値を記録した2つ以上のキーフレームを配置することで、その間の値をコンピュータが自動的に補って変化(アニメーション)を生成します。
状態の固定
次の指示が出るまで、あるいは特定の瞬間において、その数値を維持するための「基準」として機能します。
つまり、キーフレームとは映像の演出を時間軸に沿って制御するための、「設定記録」です。

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー
シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。
映像制作会社としての視点
キーフレームの使い方
キーフレームを設定: 変化させたい部分にキーフレームを設定する。
プロパティを調整: 各キーフレームで、位置、スケール、回転などのプロパティを調整する。
中間フレームを自動生成: ソフトウェアが、設定したキーフレーム間の動きを自動で補間する。
キーフレームの注意点
キーフレームの数: キーフレームを細かく設定するほど、滑らかな動きになるが、作業時間がかかる。
イージング: 動きに緩急をつけることで、より自然な動きを実現できる。
