2D(ツーディー)アニメーション
平面的な画像に動きを与えられた映像です。
これには、連続するわずかに異なる絵を高速で切り替えることで、人間の目に残像現象を利用して動きがあるように見せる技術、異なる位置や形状にあるオブジェクトの、起点と終点を指定して、その差異部分を補完・連続的に生成する技術、あるいはモーショントラッキング情報を付加して動きをつくるなどの技術があります。
必ずしもCGで描いたイラストや図表でなくても、それを2次元的に動かせば「2Dアニメーション」と言います。古くは手描きのアニメーションが主流でしたが、現在ではその多くがコンピュータ上で制作されています。
2Dアニメーションは、その独特の表現力と豊かな感情表現によって、映画、テレビアニメ、ゲーム、ミュージックビデオなど、様々なエンターテインメント分野で重要な役割を果たしています。また、教育コンテンツや企業のプロモーションビデオなど、情報伝達の手段としても広く活用されています。手描きのような温かみのある表現から、デジタルならではのスタイリッシュな表現まで、多様な使い方ができる手法です。

執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー
シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。
映像制作会社としての視点
2Dアニメーションが有効な映像ジャンル(ビジネス用途)
企業・サービス紹介動画
事業内容説明動画
プロダクト説明動画
BtoBソリューション解説動画
SaaSサービス紹介動画
業務フロー説明動画
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関連用語など
1. CG
コンピュータを用いて、画像や映像などの視覚情報を生成、加工、表現する技術の総称です。アナログな手法とは異なり、デジタル処理によって視覚的なコンテンツを生み出し、静止画から動画、インタラクティブな3Dモデル、VR/ARまで、幅広い表現を可能にします。CG技術はハードウェア、ソフトウェア、人間の知識と創造性によって支えられ、エンターテインメント、デザイン、建築、医療など、現代社会の様々な分野で重要な役割を果たしています。
2. 2DCG
縦と横の二次元平面上で画像を生成、加工、表現する技術、またはそのように作られた画像や映像です。これに動きをつけたアニメーションを含めて2DCGと言うこともあります。手描きのアニメやイラストのデジタル版と捉えられ、デジタルイラストレーション、2Dアニメーション、ゲーム素材、ウェブサイトのアイコンなどに活用されます。ラスターグラフィックソフト(Photoshop、CLIP STUDIO PAINTなど)やベクターグラフィックソフト(Illustratorなど)が用いられ、それぞれ異なる特性を持ちますが、3DCGに比べてシンプルな制作工程で、独特の表現力と親しみやすさが魅力です。
3. 3DCG
コンピュータ上に仮想的な三次元空間を構築し、立体的なオブジェクトを生成、配置、加工、レンダリングする技術です。これに動きをつけたアニメーションを含めて3DCGと言うこともあります。縦、横、奥行きの三次元を持つため、よりリアルで臨場感のある表現が可能となり、映画やゲームのリアルなキャラクターや背景、建築物の完成予想図、工業製品のデザインなどに不可欠です。VR/ARの基盤技術としても重要な役割を担っています。
4. 3Dアニメーション
3DCG技術を用いて、仮想的な三次元空間内の立体的なオブジェクトに動きを与えるものです。デジタルな骨格(ボーン)を操作したり、物理演算エンジンを利用したりすることで、滑らかで自然な動きや現実世界の物理法則に基づいた動きを表現できます。映画、ゲームの特殊効果、最新のビデオゲームなどエンターテインメント分野で圧倒的な存在感を示し、近年では建築 visualizationや製品プロモーションなど、幅広い分野で活用が進んでいます。
