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映像制作を発注する企業担当者のための言葉の解説です。

カメラマン

写真カメラやビデオカメラを操作して、対象物や風景をフレームに切りとり、記録メディアにデータファイルとして、あるいはネガフィルムに光学的情報として記録する人のことです。

カメラマン解説するイメージ(監修・神野富三)

職業カメラマンの第一の仕事は、撮影機材の機能を適切に操作することですが、さらに重要なことは、眼前にある対象物や風景を、フレームの中にどのように配置する(構図)かを決め、その映像を演出意図に沿い、かつ適正に調整して、確実に記録することにあります。

したがって、演出意図を具体的な技術によって表現する技術、知識、センス、経験、協働スタッフとのコミュニケーション能力が重要です。



カメラマンの評価


画像、映像の評価は人々の主観に依るものですので、一定以上の技量を備えたカメラマンであれば、その人の写真やビデオの評価は、結局社会でのそのカメラマンの「評判」によって決まるとも言えます。

評判というものが往々にして「権威」による裏付けを求めることから、カメラマンの世界では、その人が撮った写真やビデオそのものではなく、そのカメラマンの権威度が重要視される傾向があります。そのため、「戦場カメラマン」「航空カメラマン」「建築カメラマン」「スポーツカメラマン」というように、捉える対象を限定することによって、ニッチなところで権威を高める戦略が盛んです。

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執筆者・神野富三
名古屋の映像制作会社 株式会社SynApps 代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして、JR東海・トヨタ自動車など200社以上の映像制作に携わる。

映像制作会社としての視点


写真カメラマンとムービーカメラマンが見ている異なる世界


言うまでもなく写真カメラマンは瞬間を捉える(切り出す)のに対して、ムービーカメラマンは捉えた対象物の時間経過を捉え(切り出し)ます。したがって写真は見た人に自由な想像を促しますが、ムービーは限定した意味を伝えます。そのため、写真カメラマンとムービーカメラマンは同じ「捉える」仕事でありながら、「表現」に対する考え方、社会や人間に関するものの見方、考え方に大きな違いがあります。


現在は写真カメラのムービー撮影機能が充実していて、写真カメラマンがムービーを撮影し、編集もする「ビデオグラファー」が増えました。合わせて、彼らが単焦点レンズや特機(スライダーやジンバル)を使うこと多い理由もあり、ビデオグラファーが捉えた映像作品は従来のビデオカメラマンとは異なる世界観を表現しています。

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